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執筆者の写真NPO法人納骨支援の会

見慣れた人でも感動

 日本の代名詞 富士山は、世界中の人々からも人気が高い山です。私が住んでいる場所からは普段富士山が見えず、橋や首都高、オフィスビルの窓など、移動途中や訪問先でたまに目に入ってくると「おっ、富士山だ」と感動しています。静岡県や山梨県にお住まいの方は、毎日大きな富士山を見ることができて本当に羨ましいですね。

 さて、今回は静岡県にお住まいの方で、普段見慣れているはずの富士山に感動された方の記事です。


1.間近で見る富士山

2.見慣れた人でも感動

3.富士山の力


1.「知り合いが不憫で、何とかしてやしたくて電話したのですが」と年配の方から電話を頂いたのがきっかけですが、その年配の方のお話しでは、知り合いの方の奥様が1年前に亡くなりお墓がなく手元供養していると、その知り合いの方はお身体が不自由で耳も遠く、話しが出来ないと思うので変わりに相談したいとのお話しでした。

 友人思いの親切な方だなと思いながら、その方に間に入って頂き無事納骨式当日となりました。東京駅から新幹線で、途中富士山が見えたり隠れたりしながら1時間で三島駅に到着し、ホームに降りると「でかい」、目の前の富士山に圧倒されました。間近で見る富士山は感動です。写真を撮っている方もいて、皆さんも同じ心境です。

2.バスで現地まで行く途中、何とお申込者から電話が掛かって来て、何度も大きな声で話さなければならず、かなり恥ずかしかったのですが、現地に到着するとお二人が待っていらして、ご挨拶し、お墓へご案内しました。本堂の脇を進みながら「あそこに見えるのがお墓です」とお話しすると、「おー、いいね、いい景色だ」と喜ばれていて、お墓の両脇は桜の木であることをお伝えすると、「素晴らしい」「○○もきっと喜んでいる」と感動されていました。程なく納骨式が始まり住職さんがお経を読まれ、そして納骨式が終わりました。その後暫くお墓の前で雑談しましたが、「静岡の方は毎日富士山が見れて羨ましいですね」とお聞きすると「毎日見ても飽きないよ」「見えるのは当然だが、場所で姿が違うからね」と更に羨ましい答えが返ってきました

3.静岡県民はおおらかな人が多いと言われますが、何年も行き来する中で、そういう方が多いことを実感しています。富士山が間近にある安心感というか、生活環境が一番の要因だと思いますが、見た人を魅了する山、皆んなから愛される山、記憶に留まる山、あらためて富士山の力、偉大さに感動させられた1日でした

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